引越しの挨拶といえば、引越し先の新居の挨拶だけを考えがちです。
引越しの挨拶には、新居だけでなく旧居の挨拶も忘れてはなりません。
引越しの挨拶をしない(または挨拶されていない)経験があるかもしれません。
または最近は引越しの挨拶をしないという傾向を聞いたことがあるかもしれません。
海外は別として日本国内に限定したとしても、新居または旧居の場所の環境や慣習に引越しの挨拶の有無が大きく左右されることは確かです。
例えば、都心に近いマンションであれば、近隣住民が挨拶に来ることは、まずありません。
私が近隣住民へ挨拶に伺うと、「いまどき珍しい」と言われたことがあります。
また酷いときには居留守を使われたこともあります。(新居でまだ一度も会ってないのに(笑))
もちろん、都心に近くとも一戸建ての住宅地であれば、引越しの挨拶をするのが一般的です。
このように引越しの挨拶をするか否かについてはケースバイケースですが、この記事では引越しの挨拶をすることを前提として書きます。
なお、引越しの挨拶で、何をどこまで(誰に)すれば良いのか?については、別記事で書きます。
この記事では、いつまでに引越しの挨拶をするのか?を含めた全体像を書きます。
引越しの挨拶(旧居)旧居での引越しの挨拶は遅くとも引越しする日の前日までに済ませましょう。
ドラマや映画の世界ですと、引越し当日、荷物をトラックに積み終わった後にお世話になった方へ挨拶するシーンが出てきます。
しかし現実の引越しでは、その余裕はありません。
また引越しする日は何かとドタバタして、例えば荷物を運ぶ足音やトラック音など、ご近所に騒音や通行の邪魔になるなどの迷惑を掛ける可能性があります。
そのような理由からも、引越しの挨拶は遅くとも引越しする日の前日までに済ませておいたほうが良いのです。
もちろん、引越し当日に挨拶する必要が全くないわけではありません。
お世話になった方、ご近所、賃貸であれば大家さんや管理人さんなど、引越しする日の前日までに挨拶を済ませておき、引越し当日も(会うのに時間が掛かるのであれば、電話などでも良いので)ご挨拶したおいたほうが良いでしょう。
引越しの挨拶(新居)引越し当日で且つ、引越しを開始する前に挨拶できれば理想です。
理由は旧居で引越しの挨拶をすることと同じです。
しかし実際は、引越し終了後(荷物の搬入が終わった後)に挨拶することが多いと思います。
一般的には、引越し開始前に挨拶するのは稀で、大抵は引越しの荷物の搬入が終了後に挨拶するのが普通なので、余程のことがない限り、失礼には当たらないと思います。
ただし新居での引越しの挨拶はいつでも良いというわけではありません。
新居での引越しの挨拶は引越し当日、または翌日までに済ませましょう。
また賃貸の場合は大家さんや管理人さんへの挨拶を忘れずにしておきましょう。
まとめます。
★新居と旧居、双方に引越しの挨拶をする
★旧居の引越しの挨拶は、引越し日の前日までに済ませておく
★新居の引越しの挨拶は、引越し当日または翌日までに済ませておく